100億企業化

100億企業化に向けた経営幹部づくり ―成長する事業を推し進めるための右脳思考・成長戦略のつながり―

2025.11.24

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いつもお読みいただき、誠にありがとうございます。
船井総合研究所 アカウントパートナー推進部の齊藤浩太です。

本日は、100億企業化に向けた経営幹部づくりについてお伝えします。
売上100億、中堅企業化を目指す中で、人材戦略のカギは経営幹部づくりです。
単なる管理能力(PDCA能力)の向上に留まらず、「経営者視点への根本的な転換」と「戦略実行力」が必要となります。
今回はそのポイントを3つにまとめてお伝えします。

1.右脳的「統合(シンセンス)の視点」の獲得

企業が直面する経営人材における最大の課題は、「現場のマネジメント」から「全社戦略の推進」への「視座の切り替えができない」ことにあります。
また、よく「管理職教育の延長線上に経営幹部は育たない」とお伝えをしております。 事業幹部・管理職に必要な要素は「左脳的(分析・定量)」な要素ですが、経営幹部に必要な要素は「右脳的(統合・ビジョン)」な要素です。
そのため、パーパスやビジョンの策定・体現は大事になり、主体的な戦略提案や実行ができる存在・視座になることが大事です。

2.成長戦略の立案と推進

ビジョンを実現していくためには、既存事業をそもそも生産性3倍にしていくことや更に強いビジネスモデルに昇華させていくことが求められ、エリア・業界でNo1といった実績を上げていけるように導ける力が必要です。 かつ新たな成長エンジンになり得る新規事業の立上げ・推進ができることが必要となります。

これらの成長戦略を推進する際には、単に売上・利益・目標だけを管理するのではなく、目標を達成したその先の姿、ビジョンをイメージさせることによって目的(夢・志)と目標(数値・定量)を追える人材を育成することができ、結果として自社の目指したい方向性に共感した社員を増やすことができる存在になります。

3,加速的に幹部育成が進むための「経営合宿」と「方針発表会」

この右脳思考や成長戦略を強制的にアウトプットする場としては、経営幹部だけ実施をする経営合宿と、年始や期首に全社員で行う方針発表会は非常に効果的な施策です。

経営合宿ではこれから自社の自社をどうしていくか?を短期と中長期、そして最上位に置く思想(PMVV)についてディスカッションをする時間を取ることで視座と各事業部の推進力が増します。また自社オフィスではなく発想を変えられる場所でやることをオススメしています。

方針発表会では、社長が全社方針を発表し、各事業部からは単なる数値目標を発表するのではなく、事業部ビジョンの発信からすることがポイントです。経営者と同じ目線に立って言葉・思いで惹きつけができるようになる、自ら発表することで覚悟が決まるという観点で効果的です。

事業幹部から経営幹部に移行できる人は少なく、難しい領域です。 ただしポイントを外さず、訓練を1~3年で行っていけば高確率で引き上げることが可能となります。そのためにも視座を上げてもらうための右脳と左脳の力を最大限に引き上げ、バランス感のある動き方ができるようにデザイン・推進していただけると幸いでございます。

最後に、当社では100億を目指す・実現した企業様がどのようにして成長を加速させたのか、豊富な成功事例とノウハウを保有しております。業種ごとの事例もございますので、気になる方は、お気軽にお問い合わせください。

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齊藤 浩太

執筆者名:齊藤 浩太

新卒で入社後、年商10~90億円の自動車販売店へマーケティング・マネジメント・組織活性化を組み合わせた提案を実施。

毎年二桁成長を達成する企業を多く輩出し、”街の車屋”から”地域を代表するディーラー”に成長させている。現

在ではアカウントパートナーとして、業種問わず中堅企業の年商100億円化に向けたコンサルティングに従事。地元福井県の会社を1社でも中堅企業化することを目指し活動している。

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