100億企業化
【100億宣言】カソクが描く未来図。単なるホテル運営に留まらず「まちづくりカンパニー」への壮大な挑戦
2026.03.26
▼『100億企業を実現した5人の経営者の成功事例』 無料ダウンロードはこちら

「面白い未来を、創造する」。カソク株式会社は、単なるホテル開発・運営企業の枠を超え、2040年までの明確なロードマップを手に「まちづくりカンパニー」としての地位を確立しようとしている。同社が展開するのは、業界の常識を覆す垂直統合型のビジネスモデル。土地のソーシングから企画、金融、開発、運営、そして地域との共創までを一気通貫で手掛けることで、圧倒的なスピードとクオリティを実現する。その成長は100億円という通過点に留まらない。その先に見据えるのは、日本、そして人類の未来を豊かにする壮大なシミュレーションゲームだ。
- 企業情報
- 会社名
- カソク株式会社
- 設立
- 2015年6月16日
- 従業員数
- 69名
- 事業内容
- アパートメントホテルを中心とした宿泊施設の企画・設計・開発・運営
- 100億宣言
- https://growth-100-oku.smrj.go.jp/companies/pdf/00030-00.pdf
目次
2040年までを見通す、異次元の成長戦略
我々の成長計画に、短期的な視点は存在しない。創業からまだ10年余り、すべては壮大な構想の序章に過ぎない。すでに契約済みの開発案件を積み上げていくだけでも、事業規模は飛躍的に拡大していく。これは決して夢物語ではなく、確度の高い未来である。その先には1,000億円、さらにその先の未来まで、我々のシミュレーションの中では明確に描き出されている。
この成長を支えるのは、出口戦略を持たないという確固たる意志だ。創業以来、株式は創業者である社長及び副社長の2名が100%保有し、上場や事業売却をゴールとはしない。我々が目指すのは、短期的な利益の最大化ではなく、社会に、地域に、そして未来に良いものを残していく「まちづくりカンパニー」である。
この思想は、2040年以降の人類の在り方まで見据えている。超音速旅客機が世界を数時間で結び、AIとヒューマノイドが労働を代替する未来。その時、「生身の体験」が持つ価値は飛躍的に高まる。都市部から地方へ、そして世界へ。人々が真の豊かさを享受できる社会基盤を構築することこそ、我々に課せられたミッションなのだ。2040年までの未来は明確に見えている。だからこそ、今、その未来から逆算した一手一手を着実に打っていく。100億円という目標は、その長い道のりにおける一つのマイルストーンに過ぎない。
業界の”分断”を”統合”へ、独自の垂直統合モデルの神髄
従来の不動産開発、特にホテル開発の現場は、多くの課題を抱えていた。土地を仕入れるデベロッパー、建物を建てるゼネコン、資金を供給するファンド、そして現場を運営するオペレーター。それぞれのステークホルダーの目的が異なり、情報が分断されている結果、利用者の声が反映されない、非効率な建物が生まれるケースが後を絶たなかった。
我々はこの業界構造そのものにメスを入れる。土地のソーシングから、設計・建築の監修、ファイナンスの組成、そしてホテルの運営まで、すべてのプロセスに主体的に関与する「垂直統合モデル」を構築した。最大の強みは、顧客からのフィードバックを即座に開発へ反映できることにある。ホテルに寄せられるレビューは、数日、時には数時間単位で分析され、次の新築物件の設計に活かされる。例えば、海外からの旅行者のためにコンセントの数を増やす、キッチンのサイズを欧米標準に合わせるといった細やかな改善も、ステークホルダーが一体である我々だからこそ、圧倒的なスピードで実現できる。
この一気通貫の体制が、開発の質と速度を劇的に向上させ、パートナー企業からも絶大な信頼を得る源泉となっている。分断されていたプレイヤーたちを「統合」し、同じゴールを目指す一つのチームとして機能させる。これが、カソクの成長を加速させるエンジンなのである。
コロナ禍を追い風に変えた「必然」の戦略
2020年からのコロナ禍は、多くの宿泊事業者にとって未曾有の危機であった。しかし、我々にとっては、むしろビジネスモデルの優位性を証明する好機となった。創業以来、撤退した物件はほとんどない。その理由は、創業当初からの戦略にあった。
我々が提供するホテルの多くは、「グループ・ファミリー向け」であり「キッチン付き」であること。これは、代表がかつて幼少期に暮らしたオセアニアの国々ではごく当たり前のスタイルだった。日本ではまだ珍しかったこの形式を、インバウンド需要の萌芽が見え始めた2013年という絶好のタイミングで事業化したのである。
この先見性が、コロナ禍で真価を発揮する。インバウンド需要が消失した際、我々は即座にターゲットを切り替え、ホテル営業許可を取得している強みを活かして「ウィークリーマンション」としての貸し出しを開始。これにより、稼働率の低下を最小限に抑え、安定した収益を確保し続けることができた。それは偶然の産物ではない。常に市場の変化を読み、複数のシナリオに備えるというリスクヘッジが、創業当初から織り込まれていたからこその「必然」の結果だった。危機を乗り越えるだけでなく、それを追い風としてさらに加速する。この転機が、我々の成長ストーリーにおける重要なターニングポイントとなった。
パートナーを魅了する「出口戦略」の設計力
我々の急成長は、大手ハウスメーカーやデベロッパーといったパートナー企業との強固な信頼関係なくしては語れない。彼らが我々と組みたがるのには、明確な理由がある。それは、我々が彼らにとって「最も仕事がしやすい環境」を設計しているからだ。
不動産開発において、土地のソーシングは最も困難かつ重要なプロセスである。我々はその課題を正面から引き受ける。しかし、単に土地を見つけてくるだけではない。その土地にどのような建物を建て、どのようなファンドを組成し、最終的に誰に売却するのか。その「出口」までをすべてセッティングした上で、パートナーに協業を提案するのだ。
開発を手掛ける企業にとって、建設後の売却先が約束されていることは、事業リスクを大幅に軽減する。我々がその一連の流れをすべてデザインすることで、パートナーは安心して開発に専念できる。これは、金融のロジックを深く理解し、レンダー(金融機関)との強固なリレーションシップを構築している我々だからこそ可能な芸当だ。パートナーのために価値を創造し、彼らの成功をプロデュースする。この「三方よし」の精神が、好循環を生み出し、途切れることのない開発案件へと繋がっている。
金融ロジックの徹底理解が、成長を「加速」させる
「不動産開発を制する者は、金融を制する者だ」。これは我々の事業における鉄則である。どれだけ優れた建物のアイデアがあっても、それを実現するための資金がなければ絵に描いた餅に過ぎない。特に、新築開発のように大規模な資金を要するプロジェクトでは、金融機関との対話能力が事業の成否を分ける。
我々のチームには、ストラクチャードファイナンスをはじめとする金融の専門知識を持つ人材が揃っている。彼らがレンダー側の論理を深く理解し、事業計画を精緻に組み立てることで、通常では融資が難しいとされる案件でも、資金調達を可能にしてきた。コロナ禍においても資金繰りに窮することがなかったのは、この金融リレーションとロジックの理解があったからに他ならない。
実績が次の実績を呼ぶ。一件一件のプロジェクトを成功させることで、金融機関からの信頼は雪だるま式に厚くなっていく。今では、50億、100億といった規模の大型案件も次々と組成できるようになった。かつては共同住宅のリノベーションから始まった我々の事業が、ゼロから新築を開発できるまでにスケールできたのは、この「金融」という壁を乗り越える力があったからだ。事業のアイデアと、それを実現する金融の知識。この両輪が揃って初めて、成長のアクセルは踏み込まれる。
「日本発のホテルブランドを世界へ」ブランドに込めた野心
我々は単にホテルを開発・運営するだけではない。その先にある「ブランド」を創造し、育てることにこそ、大きな価値があると考えている。これまで日本のホテル市場、特に都市部のラグジュアリークラスは、外資系ブランドが席巻してきた。その状況に、我々は静かな闘志を燃やしている。「日本発の、世界に通用するホテルブランドを、我々の手で創り上げる」――その想いを形にしたのが、地域の企業と連携して展開するブランド群だ。

これは、一社単独でブランドを育てるモデルとは一線を画す。例えば、あるブランドでは、コンセプトに共感する約30社ものパートナー企業と共に、ブランド価値を共創している。これは、交流人口を増やし、関係人口、そして定住人口へと繋げていくという、地域創生の大きなビジョンに基づいている。
このブランド戦略は、アセットをほとんど持たずにブランド力で成長を続ける世界的なホテルチェーンのビジネスモデルに倣ったものだ。ブランドの価値を最大化する仕組みを構築し、多様な企業の知恵や文化を取り入れ、みんなで一つの強力なブランドを創っていく。このオープンなプラットフォーム戦略こそが、ブランドの強度を高め、唯一無二の魅力を生み出すのだ。
「カソクロジック」本質を貫く組織のOS
多くの企業が壁にMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を掲げるが、カソク株式会社を真に動かしているのは、額面上の言葉ではない。もちろん、公式サイトには同社の「MISSION」や「VALUE」が記されている。しかし、少数精鋭の組織の隅々にまで浸透し、日々の意思決定の拠り所となっているのは、それ以上に強力な行動原理、通称「カソクロジック」である。
そのロジックは、二つのシンプルな判断軸から成る。一つは、「事業性を大前提とした上で、社会性・地域性・公益性を追求する」こと。どれだけ社会的に意義のある事業でも、ビジネスとして成立しなければ継続できない。逆に、どれだけ儲かる話でも、社会や地域への貢献に繋がらなければ、我々が手掛ける意味はない。
もう一つは、「経済合理性に基づいた判断を徹底する」こと。感情や慣習に流されることなく、常にデータとロジックで意思決定を行う。この二つの軸が、全社員の思考のOSとしてインストールされているため、トップダウンの指示がなくとも、社員一人ひとりが自律的に、かつ合理的に事業を推進できるのだ。多様な国籍、年齢、経歴を持つ人材が、この共通言語のもとで一つの目的に向かっていく。言葉に縛られるのではなく、本質的な哲学を組織のDNAとして共有すること。それこそが、同社の強さの源泉となっている。
「面白い未来」を創る経営は壮大なシミュレーションゲーム
代表である新井社長にとって、事業とは「面白い未来」を創造するための壮大なシミュレーションゲームに他ならない。知的好奇心を羅針盤とし、世の中にまだない価値を生み出していく。その関心は、単なるビジネスの成功に留まらず、人類がどのようにして未来を生き抜くかという、根源的な問いにまで及ぶ。
「人類は過去約100万年の間に二度、絶滅しかけた歴史がある。未来において、新たな疫病やAIの暴走など新たな危機が訪れた時、それを回避するための”保険”を、今からかけていく必要がある」。
この壮大なビジョンが、事業のあらゆる側面に反映されている。200年、1000年という時間軸で物事を捉え、人類の持続的な成長に貢献しうる事業とは何かを常に問い続ける。その思考プロセスから、次々と新たな事業のアイデアが生まれてくる。それは、もはや仕事という感覚ではなく、壮大なゲームの駒を一つひとつ進めていくような、純粋な探求の喜びに満ちた行為なのだ。この尽きることのない知的好奇心と、未来への使命感が、カソクを前進させる最も根源的なエネルギーとなっている。

地方創生の新たな形、地域企業と描く「循環型社会」
我々が描く「まちづくり」の主役は、我々自身ではない。その地域に根差し、優れた技術や文化を持つ企業こそが主役である。我々の役割は、彼らが持つポテンシャルを最大限に引き出し、新たな価値へと昇華させる触媒となることだ。
特に、事業承継の課題を抱えながらも、地域への強い想いと優れたコンテンツを持つ地方の中堅企業は、我々にとって最高のパートナーとなりうる。例えば、地方銀行と連携し、その取引先である伝統工芸の企業群とチームを組む。彼らの製品を我々が都内で開発するホテルの内装やアメニティとして採用し、宿泊客にその魅力を体験してもらう。そこで得られたフィードバックを元に商品を改良し、今度は我々のネットワークを通じて国内外のマーケットへと展開していく。
これは、単なるビジネスマッチングではない。地域の資産が、ホテルというプラットフォームを通じて新たな価値を生み、その収益が再び地域に還元され、雇用を創出する。「循環型の社会」を、ビジネスの力で実装していく試みだ。我々は、本気で社会課題の解決に取り組む、志ある企業と共に、日本各地でこのようなエコシステムを構築していきたいと考えている。
カソクが目指すのは、企業の成長ではない。社会の未来そのものだ
カソク株式会社の挑戦は、百億、千億という売上規模の達成に留まらない。不動産開発の常識を覆し、金融のロジックを駆使して、パートナー企業と共に成長する。そして、その先に見据えるのは、地域が輝き、人々が豊かさを実感できる「循環型社会」の実現と、人類の持続可能な未来への貢献だ。
明文化されたビジョンはなくとも、全社員に浸透する「カソクロジック」を羅針盤に、壮大なシミュレーションゲームを楽しむように、未来を創造していく。彼らが一歩進むごとに、「まちづくり」の定義は書き換えられ、社会はより面白い方向へと加速していく。カソクの物語は、まだ始まったばかりだ。
100億企業化
コンサルティングに
ついてはこちら
お問い合わせ
CONTACT

