100億企業化

28兆円市場に成長したフランチャイズ市場で勝ち抜く方法とは?

2025.03.13

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いつもお読みいただき、ありがとうございます。
価値向上支援本部 事業イノベーション支援部 マネージング・ディレクター 吉田創です。

貴社は、更なる事業拡大、収益向上を目指していらっしゃいますか?
もしそうであれば、フランチャイズ本部化という選択肢をご存知でしょうか?

フランチャイズ市場は、今や28兆円という巨大市場に成長しました。
2023年の市場規模は過去最高を記録し、2024年以降も更なる成長が見込まれています。

なぜ、フランチャイズ市場は成長を続けているのでしょうか?

その背景には、原価高騰や人件費高騰など、厳しい経営環境の中で、
規模の経済を活かせる大規模プレーヤーが店舗ビジネスの主役へと転換している
という現状があります。

例えば、食品業界では、小規模な事業者は食材調達コストで大手に太刀打ちすることが難しく、街の洋菓子店やベーカリーが閉店し、大手FCの業態に置き換わっていく動きが加速しています。

この流れは、外食産業においても顕著です。

現在、外食市場規模の約15~20%がFCチェーン店によるものですが、今後5年、10年でFC比率は40~50%程度まで引き上がっていく可能性もあると言われています。

ファストフードのように既にFC比率が高い業態だけでなく、現状では小規模プレーヤーが多い居酒屋業態やラーメン業態などにおいても、FC転換が進んでいくと考えられます。

そして、このFC転換の波は食品・外食産業だけでなく、あらゆる店舗業態に広がっていくでしょう。

では、成長著しいフランチャイズ業界で、どのようなプレーヤーが勝ち抜くことができるのでしょうか?

勝機はズバリ、
「市場成長領域業態」か「市場成熟業態」
どちらかにあります。

「市場成長領域業態」とは、例えば以下のような業態です。

・共働き世帯増加に伴う家事の時短ニーズに応える業態
・障碍者の方の社会進出支援に繋がる業態
・健康寿命を延ばすために貢献できる業態
・多様な嗜好性に対応できる高付加価値な食業態
・エンタメ要素の高い外食業態
・ニッチだが専門性の高い業態・・・etc

「市場成熟業態」であっても、勝機は十分にあります。

例えば、

・建材調達コストが下がる住宅FC
・食材調達コストが下がる外食FC

など、
自社が既に確立している商流を活用することでコスト削減できるような企業様は、
FC本部化することで短期間で加盟店を多く集めることができる可能性も十分あり得ます。

そして、フランチャイズ本部化が成功すると、どんなリターンが得られるのでしょうか?

最大のメリットは、

★他社資本を活用することで短期間で一気に店舗網を拡大することができる
★利益率の高い収益源を獲得することができる
という点です。

直営事業とFC事業を両立させている企業様のケースでは、直営事業の営業利益率が10%程度であるのに対し、FC事業の営業利益率は30~40%程度を達成しているケースもございます。

市場成長著しいFC業界にどんなチャンスがあるのか?
これからFC本部化を狙っていけるテーマはどんなテーマなのか?
FC本部化が成功するかどうかの分岐点は?
本部化をする場合、どのくらいの費用、どのくらいの期間を要するのか?
FC本部化による投資回収イメージはどの程度か?

FC本部化に少しでも興味をお持ちでしたら、一緒に戦略を立てていきましょう。
是非お気軽にお問い合わせください。
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吉田 創

執筆者名:吉田 創

船井総合研究所に入社以来、様々な業種・規模のクライアントに対し、経営戦略/中経営計画の策定、ビジネスモデルの再構築、新規事業開発をサポートし、これまでの累計担当社数は300を超える。

その経験を活かし、持続的成長に向けた課題を見える化する「ビジネスモデル診断」の開発、高収益なビジネスモデル作りを目的とした経営者研究会「企業価値向上益経営フォーラム」を主宰している。

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