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100億企業化
2026年、売上100億円を目指す企業が取るべき戦略と時流予測
2025.12.03
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いつもお読みいただき、誠にありがとうございます。
船井総合研究所 アカウントパートナー推進部 北村 拓也です。
2025年も終わりを迎えようとしていますが、来年以降の戦略・計画策定はお済でしょうか?
様々な戦略がある中で、現在「100億企業化」は時流の1つと言えます。
一方で日本に300万社以上存在する企業の中で、売上高100億円を達成しているのはわずか1%に過ぎません。
本日のメルマガでは、この上位1%への道を切り開くための具体的な戦略と、2026年に向けた外部環境の変化についてお伝えいたします。
1. 現在の時流・外部環境:国策と成長機運の高まり
インフレ時代の現在、生産性をあげていくことはどの企業にも求められることになります。生産性は会社の売上規模が大きいほど、生産性を高い傾向があり、会社の規模の追求は今後大切なテーマになります。
国としても人口減少の中で、生産性を高めることを重要視しております。そのような背景もあり「100億企業化」を目指す環境は追い風が吹いています。具体的な動きは以下の通りです。
• 「100億宣言」と補助金の開始:
中小企業庁による「100億宣言」および「成長加速化補助金」が開始されています。
• 補助金の拡充:
成長加速化補助金では、設備投資を中心に最大5億円、補助率1/2が設定されており、これは「100億宣言」を行い、1億円以上の投資と一定の賃上げ要件を満たすことが条件となります。
2. 100億を目指すための3つの戦略
それでは、どのように100億企業を目指していくのでしょうか?100億円企業を実現するためには、事業、人財、財務の3つの側面で抜本的な変革が必要です。
【事業戦略】
100億円企業に向けて、既存事業を伸ばしていくことも大切ですが、既存事業の延長のみで100億を突破するケースは少ないです。そのため、ポートフォリオを如何に変革していくかが重要になります。
特に自社の強みを生かしながら、シナジー効果の高い新規事業を行うことがポイントになります。
【経営体制・人財戦略】
また、100億を目指すうえで、成長を支える盤石な経営基盤の構築が必要です。
• 経営チームの構築:
社長の独り相撲ではなく、次世代も巻き込んだ経営チーム(CEO・COO・CHRO・CFO)の体制づくりが必須です。
• プロ人材の採用と配置:
不足する経営幹部にはプロ人材を採用し、人財育成投資を行います。事業のために、トップクラスの人員を新規技術開発などの挑戦に専念させる英断も重要です。
【財務戦略】
成長を実現するには、「攻め」と「守り」のバランスが取れた財務戦略が必要です。
• 攻めの財務戦略の実行:
負債(有利子負債)を活用し、工場拡張、大規模設備導入、M&Aなどの大型投資を実行します。
• 財務管理体制の構築:
収益性、安全性、成長性の3要素を統合的にマネジメントできる財務責任者(CFO)を採用し、経営トップと二人三脚で戦略を実行します。特にM&Aを成長エンジンとする企業は、デューデリジェンスやPMIを任せられる元金融機関出身の人材を採用する例があります。
• 予実管理の徹底:
上場企業レベル(±10%)の予実管理体制を構築し、業績アップを目指します。
これまで記載をさせていただいた内容を事例を交えて、具体的な詳細をまとめたレポートを作成しました。
本レポートでは、2026年の時流予測に加え、
「100億企業化に向けた6つのすべきこと」
「100億企業への道」ロードマップ策定プロジェクトの全貌
などを網羅しています。
詳細なデータや成功事例、具体的なロードマップについては、ぜひレポートをダウンロードしてご覧ください。
また、当社では、100億を目指す・実現した企業様が企業価値向上のために何を取り組んだのか、業種ごとの事例もございますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。
執筆者名:北村 拓也
新卒入社。教育業界の中堅規模(10~100拠点)のにマーケティング・組織活性化・新規事業立上げなど幅広いテーマでの実績を持つ。
チーム責任者を経て、現在は、業種の垣根を越え、人事部・HR本部立上げなど人財活性化を通じて中堅企業の成長加速に専念している。
社会性・教育性の高い企業に収益性を加え、持続的成長な企業づくり創造を目指し活動している。
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