パーパス経営
地域を牽引する企業になる、それが企業のパーパス(存在意義)
2022.12.15
▼『100億企業を実現した5人の経営者の成功事例』 無料ダウンロードはこちら
先日、3年ぶりに経営のモデル・ヒントとなる企業を実際に見に行く
「グレートカンパニーツアーin九州」が開催され、
素晴らしい企業の本社や社長講演を聞く機会がありました。
その中で、今回グレートカンパニー大賞に選ばれた
「株式会社シアーズホームグループHD」の講演がありました。
シアーズ様は10年で業績6倍以上、
年商約300億円・社員数約400名まで成長した企業で、
代表取締役 丸本 文紀氏は、
講演の中で「毎年15%以上の持続的成長を目標にしてきた」
とおっしゃっていました。
それはなぜでしょうか。
成長しなければ経営は成り立たない。
経営の原則として
「顧客満足×社員満足×利益の徹底」
を大切にしており、
特に「社員満足度」を上げるため、
休日は増えながらも
社員の年収を毎年5%上げることを目標にしております。
そのために、中小企業の平均粗利750万の2倍である1500万を目指し、
人時生産性の向上を徹底しているそうです。
「給与を毎年上げるために、会社を成長させないといけない」という、
丸本氏の経営観が会社全体のカルチャーとして定着しているようです。
そして、徹底された利益から
「熊本に対しての恩返し」
として年間1億円以上(利益の約10%)を、
地域のスポーツや文化の振興に活用しており、
まさに「地域に無くてはならない存在・地域を牽引する企業」になっております。
そもそもパーパスとはなにか
さて、最近耳にする「パーパス」というキーワードは、
ここ最近出てきましたが、
理念やミッションが合わさった
「企業の最上位の思想であるP:理念やM:使命(やや対外的に発信することを意識した表現)」
に位置すると考えられます。
よって本質的には、
その企業の理念やミッションと同様に考えていただいた問題ございません。
改めて、
貴社の「パーパス(存在意義)」として、
どういう存在を目指しておりますか。
これから必要なパーパスの要素
日本の経済は30年間停滞、
もはや緩慢な衰退をしている中でも、
地域に根ざして業績をのばし続けている企業様が多くございます。
私たち船井総研では、
シアーズ様のような
「持続的に業績を伸ばして地域を牽引する会社」
の存在が、
いまの日本に必要だと信じております。
そのためには、
経営が安定し、ある程度の規模感まで成長する必要性があります。
丸本氏も
「常にいつ悪くなるのかという危機感を持ち、常にチャレンジをしないといけない」
とおっしゃり、
次は1,000億を目指していらっしゃるそうです。
おおよそ100億の売上で県内トップ1%企業に該当しますので、
船井総研では地域を牽引できる規模感である100億を最短で目指そうとお伝えしております。
貴社のパーパス(存在意義)は何でしょうか?
持続的成長し、地域を牽引するシアーズ様を参考に、
いま一度、
経営者と次世代幹部の皆さまでお考えいただくきっかけになりますと幸いです。
100億企業化
コンサルティングに
ついてはこちら