新規事業策定

立上げ17ヶ月で1,770店舗を達成した新規事業“chocoZAP”の成功の秘訣とは？

2025.04.07

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いつもお読みいただき、誠にありがとうございます。
船井総合研究所　アカウントパートナー推進部の北村拓也です。

本日は、誰もが知っているRIZAPの新規事業　「chocoZAP（チョコザップ）」の成功の要因迫ります。
「chocoZAP」は事業立ち上げからたった「17ヶ月」　で　「会員数日本一」　のフィットネスジムとなり現在では「47都道府県1,770店舗」　という前例のない成功事例を創出した新規事業となっております。

“chocoZAP”の成功の要因は？

「chocoZAP」が新規事業として成功したポイントは、以下のようなことが挙げられます。

①市場性の成長性・空白マーケット

どの新規事業を立上げるにあたって、その事業の可能性があるのか？という視点は最も重要です。
特に100億円を目指されている企業様にとっては「既存商圏でその事業の可能性はあるのか？」と同じくらい「どの程度拠点展開できるのか？」が重要なことかと思われます。
今回だと成熟、飽和マーケットの中でchocoZAP事業は「空白マーケット」を見つけたことが成功のポイントです。その空白マーケットを「フィットネス初心者層」にしたことです。
「今まで一度もフィットネスに通ったことがない層」にターゲットを絞ることにより、既に存在するフィットネス施設とは別のターゲットを獲得することに成功しました。

②出店戦略

箱型ビジネスであれば、重要になる出店戦略になります。
どのような商圏に？どのような立地に？出店する必要があるのか？そして何店舗展開することができるのか？という一般的な観点も必要です。
しかし、chocoZAPは　「“人は変われる”を証明する」　という経営理念を1人でも多くの方に届けられるようにするために、多くの方が通いやすい場所に施設を設けるという考えの基、出店をしました。
結果的に47都道府県1,770店舗以上の出店を成功させ、多くのユーザーを獲得しております。商圏・立地条件などのレギュレーションも重要ですが、軸となる理念が重要であることが言えます。

③組織戦略

「chocoZAP」だからではなく、どんな新規事業立ち上げの際にも事業を推進させる組織は必要です。
方針を定めるトップ、方針を遂行する現場トップ、遂行した施策を修正する現場メンバー・・・とそれぞれの担当者が別の役割を担って遂行する必要性があります。
上記は当たり前のように感じるかもしれませんが、既存事業がある中での人的リソースの分配は想像以上に難しいことも事実です。

今回は新規事業を成功させる【秘訣】ということで、chocoZAP事業を例に挙げて紹介いたしました。

しかし、chocoZAPは「RIZAPだから」成功したのではなく、上記①～③を徹底して遂行したから成功したといえます。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
地域一番店となった先の１０年後、１００億円突破を目指すためにも、
攻めの新規事業について検討されてみてはいかがでしょうか。
事業の選定・進め方などいつでもご相談ください。

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執筆者名：北村　拓也

新卒入社。教育業界の中堅規模（10～100拠点）のにマーケティング・組織活性化・新規事業立上げなど幅広いテーマでの実績を持つ。

チーム責任者を経て、現在は、業種の垣根を越え、人事部・HR本部立上げなど人財活性化を通じて中堅企業の成長加速に専念している。

社会性・教育性の高い企業に収益性を加え、持続的成長な企業づくり創造を目指し活動している。