新規事業策定

100億企業化を目指す経営者・経営幹部のための時流予測~今後の見通し・業界動向・トレンド~

2024.04.08

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地方×100億企業が持続的成長の鍵

実はこの人口減少社会で地域の需要が減少する中でも、持続的に成長し続けている企業は存在します。
そして、そのような企業の特徴として「地域コングロマリット化」が挙げられます。

地域コングロマリット化とは
「今まで培った地盤を活かして、異業種の新規事業を立ち上げ、相乗効果を図り地域を代表する企業として採用人気企業化した状態」
のことを指します。

このような特徴を持つ企業は全国の上位1%と言われ、経済全体が停滞する中でも成長し続けていることがわかっています。

国も100億企業化支援の方向にむけて動き出している

船井総研ではこれまで全国の中堅・中小企業をご支援させていただいてきた中で、
伸びる企業の特徴として「100億企業化」という結論にたどり着きました。

一方で、中小企業庁でも100億企業化に関する資料が2023年6月に
「中小企業の飛躍的成長に向けた政策の方向性-100億企業の成長に向けて-」に公開されるなど
今後100億企業化を目指す企業には国からの支援も手厚くなることが予想されており、
2024年は100億企業化元年と言える年になると言われています。

伸びてる企業は事業構成が変化し続けている

外部環境の変化が激しい現代社会において、昔始めた事業がこの先ずっと調子がいいなんていうことはあり得ません。
同じことを同じ方法でやっていては必ずどこかで停滞・減衰を迎えます。

しかし、そのような環境であってもやはり伸びてる企業は存在します。
それは時代に合わせて事業構成を変え続けている企業です。

既存事業で培った知見や基盤を活かしながらも
時代に合った新規事業を付加(コングロマリット化)し続けていくことで成長し続けることができます。

成熟産業・不人気業種でも人気企業化で採用数増加!

日本経済が停滞する中で、様々な業界が成熟期を迎えており、
人口減少も本格化したことで人材の希少性は高まり人気企業への人材が集中しています。
しかし、成熟産業や不人気業種であっても毎年安定した新卒採用、国公立大学からの採用、
全国からの採用、ハイレベル人材の採用ができている企業があります。

例えば、地域の方から堅実な安定企業で昔ながらのガス屋さんを営んでいた企業では、
年に2~3個の新規事業が立ち上がるようになったことで、「若い人も多い挑戦的な企業」に生まれ変わりました。
その結果、社員のほとんどが男性でしたが、今では新卒採用16名のうち11名が女性と女性からも人気な企業になりました。

また、中古自動車の販売業を営んでいた企業でも異業種新規事業をいくつも立ち上げ、
いまでは県内新卒採用ランキング4位にまで上り詰めた企業も存在します。

このように新規事業を立上げ、事業構成を変えていくことで地域の方から
「新しいことに挑戦している企業なんだ!」や「この会社いろんなことに取り組んでるんだ!」と
思われるような「企業イメージの魅せ方」で人気企業化を成し遂げています。

どんな新規事業を立ち上げればよいのか?

船井総研では地域コングロマリット企業や100億企業を調査していく中で、事業の伸ばし方に「型」があることが判明しました。
当レポートではコングロマリットの5類型を説明しており、「その戦略を取り入れたらいけそうか?」を考えながらレポートを読んでいただくことができます。

人材がいないから新規事業ができないのではなく、人が集まる新規事業が必要

よく経営者の方から「人材がいないから新規事業ができない」という声を聞きます。
しかし、伸びてる企業は逆で人材が集まる事業をやるから人材が集まっているのです。

大企業でも中小企業でも人材不足で、人が余っているなんてことはありません。
人材不足の中でも新しいことに挑戦し続けなければなりませんし、この人口減少社会において何も動かずに人材不足が解決することはありません。

では伸びてる企業はどうやって新規事業を立ち上げたのか。

それは、社長自身で新規事業を立ち上げることです。

新規事業は難易度が高く最も優秀な人がやるべきです。
そして中小企業において最も優秀な人とは社長・経営幹部です。
社長や経営幹部の方が、「人が集まる新規事業を考え、立ち上げ推進していくこと」が必要です。
人材が先ではなく、新規事業が先なのです。

また、人材というよりは組織の観点ではありますが、人口減少社会では定着率や育成も重要です。
しかし転職が当たり前になった現代では、1つの企業に残り続けてもらうのは難しくなりました。

こういった中でコングロマリット化した企業は自社または自社グループ内で様々な職種や役割を用意できます。

つまり、自社グループ内で転職を促すことで社員に残ってもらうこともできます。

また、事業ごとに分社化することで、事業の数だけ社長のポストを作ることができます。
これによりグループ会社内の社長を任せることで経営幹部人材の育成もできるようになります。

このように、新規事業の立ち上げからコングロマリット化をしていくことで経営の好循環をつくり持続的な成長を実現することができます。

地方だからこそ100億企業化・コングロマリット化が有効!

100億企業化・コングロマリット化は地方でこそ大切です。
むしろ、地方だからこそ勝てます。
「新規事業を立ち上げたい・人が集まるような人気企業を目指したい」そんな意思がある経営者の方に
ぜひこのレポートをお読みいただき、経営のヒントを掴んでいただけたらと思います。

船井総研にはレポートに載せきれなかった100億企業事例やコングロマリット事例がまだまだあります。
そのような事例や実際に100企業化・コングロマリット化・人気企業化を目指す場合の
具体的に取り組むべきことに興味がある方はぜひご相談ください。

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100億企業化を目指す経営者・経営幹部のための時流予測レポート

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伊藤 匠

執筆者名:伊藤 匠

新卒で船井総研に入社後、再生可能エネルギー分野における新規事業参入支援(主に太陽光・蓄電池販売)に特化し、累計では300社以上のコンサルティング実績を誇る。
その後は事業イノベーション支援部へと参画、従業員100名以上の中堅企業を中心に新規事業参入・事業計画策定のサポートについて、資料作成から先方へのプレゼンテーションまで幅広く行っている。常に事例に基づく成功確度の高い提案スタイルは、経営者からも高い支持を得ている。

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