人事組織
100億企業化への売上別・人財戦略
2025.03.24
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いつもお読みいただき、誠にありがとうございます。
船井総合研究所 アカウントパートナー推進部の野口 海渡です。
国策として100億企業化への成長を国が強く後押しする今、多くの経営者がその目標を掲げています。
しかし、100億の壁を乗り越え、持続的な成長を実現するためには、単なる事業拡大だけではなく、それを支える強固な「人財戦略」が不可欠です。本稿では、各組織フェーズごとの人材戦略の要項について解説します。
目次
1億~10億規模
→「採用」と「育成」を両輪とした組織の基礎固め
この段階では、組織の土台となる「人」の質と量の確保が最優先課題です。
まずは、これまで経営者が兼務してきた採用業務を「採用担当者づくり」によって専門化し、効率的かつ戦略的な採用活動を開始する必要があります。
同時に、採用した人材を着実に戦力化するための「新卒採用(高卒・大卒)→育成」と、貴重な人財の流出を防ぐ「定着率UP」への取り組みが不可欠です。
10億~30億規模
→「幹部育成」と「人事機能の強化」による組織の進化
地域No.1を目指すこの段階では、将来の成長を牽引するリーダーシップ層の育成が急務となります。
「計画的な幹部づくり」として、マネージャーを事業責任者へと育成し、CFO候補を選定するなど、次世代の経営を担う人材の育成を意識した人事戦略が求められます。多くの企業が30億で成長が一時的に止まってしまう原因は、この幹部創りを計画的に行えていなかったことに起因しています。
採用においては、より専門性の高い「スタッフ戦略採用」へとシフトし、組織全体の能力向上を図ります。また、採用、育成、評価、定着を連動させた「人事チーム」の構築と、企業の理念やビジョンを共有し組織の一体感を高める「PMVVの浸透」が、更なる成長のエンジンとなります。
30億~100億規模
→「次世代経営チーム」の構築と「プロ人財」の獲得
県内トップ企業を目指すこの段階では、経営の複雑性が増し、後継者不足という課題も顕在化してきます。
ここで重要なのは、「次期社長づくり」から「次期経営チームづくり」への意識改革です。一人のカリスマ的な後継者を探すのではなく、複数のリーダー候補を育成し、それぞれの強みを活かしたチーム経営体制を構築することが、持続的な成長には不可欠です。
採用戦略も高度化し、「プロ人材採用(新規事業・幹部人財のキャリア採用)」を積極的に行うことで、組織の専門性と実行力を高めます。また、「マネジメントコースとプロフェッショナルコースの分化」による多様なキャリアパスの提示は、優秀な人材の確保と定着に繋がります。
成長戦略と人財戦略は車の両輪
100億企業化に向けた道筋において、「人」の力は最も重要な推進力となります。
各成長段階における組織の課題を見据え、それに適した人財戦略を実行していくことこそが、目標達成への確実な道筋となるでしょう。
明確なPMVV(理念・ビジョン)を羅針盤とし、常に組織と人材をアップデートしていく。それこそが、100億という高みを目指す経営者に求められる覚悟となります。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
人財戦略について、ともに設計・実行できればと思いますので、いつでもご相談ください。
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