人事組織

人的資本経営~高まる人財の重要性~

2023.01.04

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昨今では、「人的資本経営」というワードを耳にすることが増えました。

 

「人的資本経営」とは、人材を「資本」と捉え投資の対象とし、

持続的に企業価値を高めていく経営のあり方を指します。

 

人口減少や少子高齢化といった社会問題、ESGに対する関心、

ダイバーシティといった市況の中で、

経営における「人財」の重要性や注目度がますます高まっていると言えます。

 

アメリカでは、人的資本情報の開示義務が始まり、日本においてもトレンドが加速していきます。

 

・やりがいを持って働く環境をつくり、新たなイノベーション創出

・非財務資本の注目、見えざる資産への評価および投資

・サステナブルな社会づくり

・ステークホルダーに対する情報開示および経営責任

といった風潮や効果が期待されているからです。

 

しかし、具体的に何から始めればいいのか?と悩む企業も少なくないはずです。

 

労働生産性や離職率といった重要指標の目標設定は浸透していますが、

女性管理職比率〇%、売上の〇%を人財開発費に充てるといったKPIを設定している企業も増えました。

 

「人的資本経営」を推進するにあたり、まずは状況把握、そしてKPI設定が必要になりますが、

そもそも組織内部状況のモニタリングを定期的にモニタリングする企業が少ないのが実態です。

 

船井総合研究所が提供する「組織SANBŌ」は、組織の状況をアンケート回答にって

定量的に状況把握する診断システムです。

自社の組織の強みや課題を「なんとなく」「おそらくこうかな…」と漠然に捉えるのではなく、

スコア化することでより明瞭に把握するともに、属性別の課題把握につながります。

 

人財や組織のKPI設定、組織開発のアクションを推進するためにも、
まずは「現状把握」が欠かせません。

 

また、施策の実行度や効果を検証するためにも
定期的な組織モニタリングが必要です。

 

「人的資本経営」を推進するためにも、まずは組織の現状把握をしてみてはいかがでしょうか。

 

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宮花 宙希

執筆者名:宮花 宙希

慶應義塾大学卒業後、株式会社船井総合研究所に入社。

入社後は一貫して、採用・育成・評価・組織活性など人事・組織関連のコンサルティングに従事する。

現在は、人事・組織のテーマコンサルティング部署の責任者を担当。

コンサルティング先は、全国の中小企業から従業員数3,000名を超える大手企業まで担当実績がある。

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