人事組織
あなたの会社は10年後どうなる? 100億企業化のための組織機能
2025.04.28
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いつもお読みいただき、誠にありがとうございます。
船井総合研究所 アカウントパートナー推進部の大野 力です。
今回は“100億企業化のための組織機能”について、押さえるべき3つのポイントをお伝えしていきます。
売上100億円という目標を達成するためには、単なる事業拡大だけでなく、それを支える強固な組織機能が不可欠です。
目次
1.「定着・育成」を重視した人財戦略の構築
100億円企業を目指す上で、最大の壁となるのは「人財」です。
100名を超えた企業に必要な人事組織の機能として、採用だけでなく「定着・育成の専任人財」が重要となります。
人財戦略においては、「定着→育成→採用」の順に注力すべきであり、離職という大きな穴が開いた状態では、いくら採用で新しい水を注いでも組織は大きくなりません。
離職率をコントロールし、従業員のエンゲージメントスコアを高めることが、組織成長の基盤となるのです。
そのため、エンゲージメント調査の定期的な実施や、全社員との1on1ミーティング、PMVVを広めるタウンホールミーティング、方針発表会などを通じて、従業員の定着とエンゲージメント向上を図る人財戦略カレンダーを作成し、実行していくことを強くお勧めします。
2.組織の羅針盤となるPMVV(Purpose, Mission, Vision, Value)の明確化と浸透
従業員数が100名を超えるあたりから、組織の方向性がずれやすくなります。
そのため、経営の目的である理念やビジョン(PMVV)を明確にし、それを100億円という目標と紐づけることが不可欠です。「社長<PMVVが最上位」という意識を持ち、社内でPMVVを共感・浸透させるために、タウンホールミーティングなどの機会を通じて、PMVVを伝え続けることが重要です。
また、外部発信を通じて魅力的なPMVV(=ブランド)を構築することも、優秀な人材の獲得や企業価値の向上に繋がります。組織全体が共有するPMVVは、日々の業務における判断軸となり、100億円という目標達成に向けて組織を一つにまとめる強力な推進力となります。
3.未来を見据えた次世代経営幹部の計画的な育成
100億円企業へ向けた持続的な成長を実現するためには、次世代の経営幹部の育成が不可欠です。
次世代経営幹部の育成ロードマップを敷き、数値目標の策定と、スケジュール立てし計画的に推進することが重要です。現経営陣から次世代経営チームへの「あり方(PMVV)」と「やり方(戦略・ロードマップ)」の承継は、永続的な企業成長の鍵となります。
次世代経営幹部候補を選定し、合宿や方針発表会などの機会を通じて、経営に必要な視点やスキルを育成する取り組みが重要となります。
これらの3つのポイントを踏まえ、組織機能の強化を図ることで、売上100億円という目標達成はより現実味を帯び、実現に向け加速します。
以上です。
是非とも、この機会に改めて自社のご状況、今後の戦略を確認していただけましたら幸いです。
共に具体的な戦略を立てられればと思いますので、お気軽に当社までご連絡くださいませ。
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