財務戦略

100億を目指す経営者が知るべき財務戦略ロードマップ

2025.11.10

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船井総合研究所 ファイナンスコンサルティンググループ マネージング・ディレクターの石田武裕です。

その財務、100億に耐えられますか?成長を加速させる「お金の壁」突破法

「うちの会社も、いつか売上100億円の大台に」
そう強く願う経営者の皆様にとって、年商10億円~50億円のステージは、組織と事業が複雑化し、これまでの社長の頑張りだけでは通用しなくなる、重要な「踊り場」です。

この踊り場で、多くの企業は目に見えない3つの「お金の壁」にぶつかり、成長の勢いを失ってしまいます。

成長が止まる3つの「お金の壁」と、100億企業の「財務戦略」

1.資金調達の壁:場当たり的な借入からの脱却

事業拡大のための大型投資やM&A、新規事業への参入には、これまでの「千万」単位から「億」単位へと資金需要が大きく膨らみます。

しかし、売上10億~50億の段階で十分な資金確保は容易ではありません。金融機関は必要な金額が1ケタ上がると、審査の難易度がぐんと高まるからです。

売上100億を達成した企業が実践しているように、自己資本比率の戦略的な向上や、約定返済の必要のない借入の活用など、金融機関からの評価とコミュニケーションを重視する方針への転換こそが、この壁を破る「戦略的な資金調達体制」です。

2.財務管理の壁:「過去の集計」から「未来の予測」へ

事業規模の拡大と共に、全社で儲かっているかだけでなく、部門別、拠点別、事業別の収益性をリアルタイムで把握できなければ、適切な経営判断を下せません。

年商30億円の企業では、社長一人が担っていた資金繰りや資金調達といったキャッシュマネジメントを財務部門に委譲しなければ、適切な判断のために正確なデータを早期に捉えることが難しくなります。

この壁を克服するためには、P/L・CF・B/S予実管理など、自社の成長ステージに合わせた客観的な数字に基づいた管理会計制度の設計が急務となります。

3.財務組織の壁:真の「CFO(社長の右腕)」の獲得

100億円企業にふさわしい戦略の実行には、専門知識と経験を持つ人財が不可欠です。社長の個人プレーや兼任担当者の手探りの状態から脱却し、経営の意思決定を共にできる真の「右腕」となるCFOの存在が不可欠です。

しかし、高額な報酬やカルチャーフィットの問題など、ハイスペックなプロ人材採用のハードルは非常に高いのが現実です。

100億達成企業では、元銀行員や経理未経験者など、自社の課題に合わせた人財を「採用・育成」することで、資金調達力向上や経営判断の迅速化を実現しています。

当社では、企業の成長ステージに応じたファイナンスの具体的なロードマップをはじめ、
100億を目指す・実現した企業様が実際に取り組んだ財務戦略の事例を研究しています。
気になる方は、お気軽にお問い合わせください。

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石田 武裕

執筆者名:石田 武裕

新潟大学卒業後、政府系金融機関にて10年超、融資営業・審査一体の業務に従事後、 2017年10月船井総合研究所入社。

財務コンサルティングに従事し、キャッシュフロー改善、調達枠拡大等、 支援実績多数。

経営者の夢に寄り添いながらも、徹底した現場主義を貫き、企業経営者、 従業員とともに汗をかいて支援に取り組むことがモットー。

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