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100億に届かない企業の特徴7選
2022.12.09
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これまで 100 億企業になるための方法を
本コラムで何度もお伝えしておりますが、
本日は逆の視点で、
100 億に届かない企業の特徴
をお話ししたいと思います。
1、100 億を目指していない
当たり前の話ですが、
直近 5 年間 20 億を維持した会社が
今の延長線上で 100 億企業になる確率は
著しく低いことはお分かりいただけると思います。
その会社が 100 億になるためには、
「100 億を目指す」ことを決めないといけません。
2、バックキャストで考えていない
100 億を目指すことを決めた企業が 100 億に届かない理由は、
いつ 100 億になるのかを決めていないことが考えられます。
いつか 100 億になればという発想では、
10 年で達成するものが20 年 30 年と掛かってしまいます。
いつ 100 億になるのかを決めたらバックキャストで考える必要があり、
10 年で達成するために 5 年後に何を実施する必要があるのか、
3 年後に何を実施する必要があるのかを決めきることが大事です。
3、新規事業にシナジーがない
100 億を目指すうえで、
既存事業のシェアアップでどこまで業績が上げられるのかを検討した後は、
新規事業で差分を埋める必要があります。
その際に既存事業とシナジーを生み出せるかどうかを考える必要があります。
例えば同じターゲット顧客に対し違う商材を販売することができるのか、
同じ設備を利用して他の商材を作ることはできないか。
または、
同じ地域の中でシナジーが生まれる新規事業を始められるかなど、
この規模であると一定のシナジーを生み出せる新規事業を検討する必要があります。
4、採用を後回しにする
成長過程で成長率が鈍化する理由の 1 つに、
「人材不足」が挙げられます。
要は「人さえ採用できれば売上が上がるのに」という状態です。
100 億を目指すためには補充採用ではなく、
戦略的採用に切り替える必要があり、
少なくとも人が必要になる 1 年前には計画的に採用を始める必要があります。
5、財務を後回しにする
人材不足と同様に成長率が鈍化する理由の1つに
「資金不足」
が挙げられます。
こちらも借り入れが遅れて設備投資や事業投資ができず、
半年以上計画が遅れることがあります。
こちらも採用と同じく戦略的財務計画を立てて、
少なくとも 1 年以上前には動き始める必要があります。
6、内製化にこだわる
これまでは内製化することが利益を出す上で重要なファクターでした。
しかし、
これからは自社にないノウハウやリソースは
外部パートナーを活用しながら進めることが、
最短で結果を出すうえで必要になるでしょう。
ノウハウやリソースを外部から買うという発想です。
しかし、
いつまでも外部パートナーに頼る必要もなく、
自社で内製化した方が利益貢献度が高い場合には、
優先順位を設けて内製化していくことも進める必要があります。
7、決断できない
最後に重要なことは「決断をする」ということです。
どんなに優秀な経営者でも
決断ができなければ 100 億企業になることはありません。
20~30 億ぐらいの企業であると、
社内でも対外的にも一定の地位があり、
特段不自由なく企業経営ができていると思います。
しかし、その状態に本当に満足しているかというと、
何か新しい刺激を求めている経営者が多いと感じています。
ぜひ、100億企業になると決断をして、
新しいステージを目指してみてはいかがでしょうか?
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