100億企業化®のための 多行取引型 資金調達戦略策定

企業を取り巻く環境の変化①

100億企業化®を実現した企業は、少なくとも成長起点時期から60億超総資産を増加(投資)している

■ 成長過程における総資産の変化 ~成長起点時期→100億達成時期の総資産の増加額~

100億企業は成長の過程において総資産や有形固定資産を増加させる傾向にある
100億企業化®実現までに総資産の変化が最も小さい業種(他に分類されないサービス業)でも60億超の総資産増加
100億企業化®実現までに総資産の変化が最も大きい業種(情報通信業)では200億超の総資産増加
(出所)中小企業庁「2024年3月事務局説明資料」より船井総合研究所が加工

企業を取り巻く環境の変化②

積極的な投資が必要な一方で、100億企業化®に向けては金融の空白地帯を「多行取引化」で乗り越える必要がある

■企業規模と金融の現状

(出所)同文館出版「新規事業を立ち上げ第二本業へと育てる 地域コングロマリット経営 船井総合研究所 (著)」より引用

多行取引を可能にするポイント①ファイナンスロードマップ策定

多行取引実現には資金調達、財務管理、人材育成を連動させた
中長期のファイナンスロードマップを描く必要がある

■ ファイナンスロードマップ(イメージ)

■ 策定ポイント

多行取引を可能にするポイント②多取引金融機関数と選定イメージ

最短で100億達成には20行以上の金融機関との取引が目安
100億企業化®に向けた多行取引には取引金融機関の選定が重要

(出所)船井総合研究所 100億企業化サミット2025セミナーテキスト

■ 取引金融機関の選定イメージ

銀行名 融資有無 預金有無 属性 融資量
(兆円)
1 ○銀行 既存行 あり 都市銀行 22.7
2 ○銀行 新規行 なし 第一地銀 14.3
3 ○銀行 既存行 あり 第一地銀 11.2
4 政府系金融機関 新規行 なし 政府系 9.5
5 ○銀行 新規行 なし 第一地銀 9.3
6 ○銀行 新規行 なし 第一地銀 6.9
7 ○銀行 新規行 なし 第一地銀 5.9
8 ○銀行 新規行 なし 第一地銀 5.2
9 ○銀行 新規行 なし 第一地銀 5.1
10 ○銀行 既存行 あり 第一地銀 4.8
11 ○銀行 既存行 あり 第一地銀 4.7
12 ○銀行 既存行 あり 第一地銀 3.7
13 ○銀行 新規行 なし 第二地銀 3.4
14 ○銀行 新規行 なし 第一地銀 3.2
融資量が一定規模を超えて、1行当たり5億超の融資が可能な金
融機関との銀行取引を志向するべき

多行取引を可能にするポイント③デットIR

100億企業化®に向けた多行取引には取引金融機関に対するデットIRが必要

■ 金融機関向けデットIRの流れ

※デットIRとは企業が資金調達のために、銀行や機関投資家などの貸し手に対して、経営状況や財務状況、業績の実績や今後の見通しなどを広報する活動(IR)活動
【期初】
事業計画
【半期】
半期決算報告
【期末】
決算説明

・事業計画を共有し、伸ばしていきたい事業と
それに伴う資金需要、調達方針について金融
機関と共通認識を作る

・金融機関に半期の時点で当期の進捗、事業
計画の達成見通しについて共有

・上半期を踏まえた下半期施策を明確化

・取引金融機関に、決算報告実施

・事業部別の損益や要因、施策等表面的な決
算数値では見えない部分を補足

・口頭の説明ではなく、決算説明資料に落とし
込むことで銀行内で共通見解を持った報告内
容を伝えることが可能

【内容】

・P/L(損益計算書)がB/S(貸借対照表)とキャッシュフロー計算書(C/F)と密接に連動する計画

・投資予定や資金調達予定金額、借入予定の金融機関についても記載

【内容】

・期初に提出した、事業計画の進捗を事業別、部門別、店舗別等でセグメントを分けて報告を行う

・計画対比進捗芳しくない項目は、アクションプランを明示

【内容】

・取引金融機関の支店長や融資担当者だけでなく、顔を合わせない審査担当であっても、決算着地の要因が分かる

・決算に対する取引金融機関ごとの見解が一元化できることで、質疑応答が最小限にでき、多行取引が可能

金融機関に対して財務状況だけでなく、自社の事業戦略や財務戦略を共有し、
フィードバックへの対応を行うことで、企業の信頼性関係を高め、資金調達や借り入れ条件が戦略的に進める

コンサルティングの流れ

コンサルティングの標準的な流れは以下となります
Phase1~3まで概ね6か月を想定しております

Phase1
現状把握
Phase2
戦略策定
Phase3
戦略実行
内容

・経営者・財務責任者インタビュー
ビジョン、経営戦略の方向性を把握させていただきます

・決算分析
貴社の財務上の分析をいたします

・現状課題の整理
銀行の審査基準をベースに、貴社の短期・中長期的課題・対策を把握します

・資金調達戦略の立案
ビジョン・経営戦略、投資計画、既存の取引銀行状況等を踏まえ、資金調達戦略を立案します

・事業計画・各種資料の作成
資金調達戦略の方向性が固まった段階で、財務課題解決及びビジョン達成に向けて、各種資料を作成いたします
本資料は銀行面談用資料として有効活用します

・銀行面談開始
100億実現に向けた必要資金確保に向けて銀行面談を開始します
銀行面談にはコンサルタントが同席し、銀行に対して課題解決に向けた協力要請を行います。

・銀行面談後フォロー
面談後の交渉フェーズではチャット・メール・電話により条件改善に向けたアドバイスを実施。交渉を有利に進めるためのトークスクリプトを作成し共有いたします

アウトプット

– 財務分析報告書
– CASHFLOWSANBŌ結果

– 事業概要説明書
– 資金調達方針報告書
– 事業計画書
– 決算説明資料

– トークスクリプト

アウトプットイメージ①

ロードマップ報告書

アウトプットイメージ②

ロードマップ報告書

アウトプットイメージ③

ロードマップ報告書

アウトプットイメージ④

ロードマップ報告書

資料ダウンロード

本ページの内容は以下からダウンロードできます。

【資料目次】
1. 100億企業化®コンサルティングの背景
2. 100億企業化®を目指す意義
3. 企業を取り巻く環境の変化
4. 多行取引を可能にするポイント
5. コンサルティングの流れ
6. アウトプットイメージ
7. 100億企業化®コンサルティング実績
8. 企業価値経営フォーラム-戦略財務分科会のご紹介
9. ご相談の流れについて

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