「定番商品」を持つ会社の さらなる成長を実現する 「脱・真面目な会社」戦略/三島食品株式会社(ミシマ HDs)(売上139億)2024年5月号
「強い商品」があるからこその次の手
今回ご紹介するのは、
「定番」と言える強い商品を軸に100 億企業へと成長した企業です。
強い商品があると、その商品の伸びが成長の限界になってしまうことがよくありますが、
① 商品の製造数を最大にする
② 本業の関連商品をつくる
③ もはや本業に関係ない関連商品を製造する
④ マーケットに応じて柔軟に展開する
この4つのベクトルにより、その後の成長を可能にしました。
定番が強いからこそ、新たな路線転換は勇気の要ることであり、
またその徹底も難しいのですが、
三島食品は様々な取り組みからそれを実現、その後の成長を加速させました。
その軌跡は、企業経営に大いに役立つものですので、ぜひお読みいただければと思います。
Consultant Introduction Consultant Introduction コンサルタント紹介
株式会社 船井総合研究所
アカウントパートナー室
シニアコンサルタント
Takumi Ito
伊藤 匠
新卒で船井総合研究所に入社後、再生可能エネルギー分野における新規事業参入支援(主に太陽光・蓄電池販売)に特化し、累計では300社以上のコンサルティング実績を誇る。その後は従業員100名前後の中堅企業を中心とした部署に参画。主に新規事業参入・事業計画策定のサポートから達成に向けた実行支援まで幅広く行っており、常に事例に基づく成功確度の高い提案スタイルは、経営者からも高い支持を得ている。執筆メンバーとして関わった書籍に『地域コングロマリット経営』( 同文館出版)がある。
Interview & Report
三島食品株式会社(ミシマ HDs)
代表取締役会長
Yutaka Mishima
三島 豊 氏
成長を支える 「 真面目な会社からの脱却」を 実現した興味深い取り組み
誰もが知る商品の製造、販売で成長し、100億企業となった三島食品。
商品づくりは元々の良さである「真面目」に行いながらも、
その後の展開はそのイメージを覆す柔軟、ユニークなものでした。
成長を支える 「 真面目な会社からの脱却」を 実現した興味深い取り組み
誰もが知る商品の製造、販売で成長し、100億企業となった三島食品。
商品づくりは元々の良さである「真面目」に行いながらも、
その後の展開はそのイメージを覆す柔軟、ユニークなものでした。
1、【BusinessSummary】「ゆかり」を軸に「脱・真面目な会社」でさらなる事業を拡大
2、定番商品の販売を強化
3、脱「真面目な会社」によるブランディング
4、海外では日本の商品にこだわらない柔軟な展開
5、成長の基となる「全社的なマインド」
6、【Consultant’sComment】