売上10億の鹿児島地域密着の不動産会社が目指す売上100億・社員数190名を目指すロードマップ作り

2022.12.09

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100億企業を目指すには、闇雲に取り組むのではなく、そこまでの道のりを描いたロードマップが必要です。
今回は、そのロードマップを描き、中小企業から中堅企業になるため新たなスタートを切った、
株式会社マルカワ建設様の事例をご紹介します。

10年間で売上1～2億円が、売上10億円に
100億企業を目指すロードマップ

10年間で売上1～2億円が、売上10億円に

1975年、鹿児島県鹿児島市紫原にてマルカワ建設として創業。その後も地域密着を一貫し、
地元の方々に寄り添ったマイホームづくりをおこなっていました。
その過程では、「心から安心でき、無理のない予算でマイホームを持ちたい」というお客様の切なる願いを受けてきたことから、
高性能×低価格で注文住宅を持つ夢を叶える”ジェイフィットホーム”というビジネスモデルを生み出しました。

こうした取り組みが地域住民の心を着実に掴み、2012年には１～２億円規模だった売上が、10年で売上10億円になり、
お客様満足度９５％を誇るまでに成長を遂げました。

100億企業を目指すロードマップ

10年間、その姿・取り組みを拝見してきた我々は、マルカワ建設様により高みへ登っていただきたく、
売上100億・社員数190名を目指すことをご相談しました。
その際描いた成長の軌道がこちらです。

このグラフが理想像で終わってしまわないよう、この先10年間でやるべきことを因数分解していきました。
そのひとつが、新規事業の立ち上げです。
現在の住宅事業を伸ばすことはもちろん、その強みを活かせる不動産・分譲事業、
リフォーム事業を立ち上げ、第二、第三の柱へと成長させます。

その他、各方面の課題をどうクリアしていくか、事細かに描いていきました。
このロードマップを見たときのことを、代表取締役川畑健義氏に振り返っていただきました。

「今まで10年間一生懸命後ろを振り向かずに走ってきました。10億円を達成できたことは本当に誇らしいです。
100億円という新たな挑戦を目の前にしたときは、現状に満足してはいけないと思いながらも、
どう歩を進めていけばいいのかまったく見当もつきませんでした。

やるべきことを逆算したロードマップは大変分かりやすく、
私の中でも推進していくイメージができ、今では本当に100億企業化の目標を達成できるのではないかと感じています。
もちろんここからまた10年間さらに走り続けなくてはならないのかと思うと、正直きついです。

けれど、このような目標に挑戦することができるだけ私たちは幸せだと思います。
私たちにはその資格がある、その思いを胸に、この目標の達成を目指します。」

今お読みいただいている皆様にも、ロードマップを描き、100億企業となる未来を実現いただきたいと思っています。

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執筆者名：松井　桂

法政大学卒業後、外資系医療機器メーカーへ勤務。

2011年に株式会社船井総合研究所に入社。

入社後は、住宅不動産業界でマーケティングによる業績アップコンサルティングを展開。

新ブランド開発、新規出店、多店舗展開、既存ブランドの活性化により、最低でも『3年で2倍の事業計画』を描くスタイルで提案。