船井総研が100億企業を目指す20億企業をターゲットにした背景とは

2023.03.06

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近年、金融機関のコンサルティング部門の方、ソリューション部門の方とお話していて、

「船井総研さんのコンサルティングは、成長志向の強い経営者に合っているんですね。」と言われることがあります。

言われてみますと、確かにその通りなのですが、長年、船井総研で仕事をしていると、それが当たり前になっており、

改めて、それが必ずしも当たり前ではないことに気づかされます。

例えば、もっぱら再生案件に取り組まれているコンサルティング会社もあれば、

評価制度等の制度設計・採用部分を得意とされている会社もあります。

そんな中で、船井総研に頂くご依頼は、

「売上を上げたい」「事業を成長させたい」「企業価値を上げたい」という成長志向のご依頼が大半です。

評価制度構築等のご依頼もいただきますが、やはり成長志向の企業が、

次のステージに事業を成長させるために、という目的でのご依頼が多いです。

こういった成長志向のある会社様の相手をしていると、

必然的にコンサルタントとしての技術もスキルアップさせていかなければならず、

常にインプットのアップデートが必要といううれしい悩みが待っています。

ところで、ある経営者の方から、「船井総研さんで、『2億の会社を10億にする方法』という本を出しておられますが、

20億の会社を100億にする方法、というのもあるんですか？」とご質問を頂きました。

言われてみれば、日々個別のコンサルティングでは、20億の会社を100億にするといった、

まさにそういう仕事をしているのですが、「2億を10億に」と違って、

20億を100億にすることについては、これまで本にしたり、セミナーで話したりはしてきていませんでした。

もちろん、企業様によって、業界によって、展開によって、20億から100億への展開方法は異なる点もありますが、

逆に、共通化できる方法論も多くあります。

20億企業は、全国的には珍しいとはいえない業態をその地域で最も精度高く、

或いは思い切って展開することで実現可能ですが、100億となるとそれだけでは実現できず、

全国区で競合他社を差別化された商品・サービスが必要となります。

組織的には、トップ＋仕組みで運営できるレベルから、経営チームが必要となります。経営者の役割も変わります。

コンサルティング会社に相談する、というと、具体的な課題を相談しないといけないのではないか、

と思われている経営者も多いのですが、コンサルタントにとっては、

絞り込んだ課題を相談されることもやりがいがありますが、

シンプルに「今、20億なんですが、100億にしたいんです！」というご相談もワクワクします。

特に船井総研は、志が高く、成長志向の経営者とお仕事をするのが大好き、

というメンバーが多いので、お気軽にご相談ください。

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執筆者名：出口　恭平

関西大学社会学部卒業後、2004年船井総合研究所入社。

2005年から法律事務所のコンサルティングを開始し、日本における士業分野のコンサルティングを創出・確立した。

社会性と収益性を両立する経営を一貫したテーマとし、2014年から医療・福祉・教育分野の責任者として、同部門を主力部門に成長させた。

2020年3月、船井総合研究所取締役専務執行役員に就任。コロナ禍で、訪問型のコンサルティングからオンライン型への全面シフトを実行。

現在は、DXコンサルティングと中小企業を中堅企業（次のステージ）にブレイクスルーさせるコンサルティングに注力している。