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100億企業への道vol.128_【成長鈍化・成長意欲あり企業向け】企業規模ごとに次にやるべきことは決まっている
2024.05.29
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10・30・50・100億の壁の存在を認知する
さまざまな経営者とお話していると、
「売上が伸び悩んでいる」
「組織が停滞気味である」
「採用がやりきれない」
など、いろいろな経営課題を伺っておりますが、実は売上や社員数の規模によって、成長を停滞させる“壁“が存在しております。よく、1・3・5の壁といわれておりますが、特に私個人が頻繁に出会うのは「30億・100名の壁」です。
上記は、売上・社員規模とマズローの5段階欲求説、グレイナーの企業成長モデルをかけあわせた図です。
つまり、成長段階と危機は、予測できるものであるため、自社の課題は治療ではなく、予防できたはずなのです。虫歯になってから歯医者に行くのではなく、虫歯にならないように予防・対策が必要です。
経営者として、次は何をすべきか、経営のツボをつく
では、いったい虫歯にならないようにするためには、どうしたらよいでしょうか?それぞれの壁を越えるための組織規模における経営のツボをつく必要があります。
下記は、組織の段階によって壁にぶつからないように、何をすべきかを整理した「成長の壁対応表」です。本来であれば、より細かく記載しておりますが、本コラム用に簡易にしております。
■成長の壁対応表
例えばですが、30~100億前後で検討が必要なのが、HD化やグループ経営のあり方の見直しです。この規模感になると、社員数も増えてマネジメント難易度があがり、今後の経営者人材育成が必要になってくるタイミングになるため、検討が必須になってきます。
実際に船井総研も50億・100億の壁にぶつかりながら、成長してきました。リーマンショックや東日本大震災で景気悪化して成長鈍化しましたが、ホールディングス化やグループ経営へ舵を切り、現在300億近くへ近づいております。
経営者は経営チームへ権限委譲し、次のステージへ
船井総研の成功・失敗事例も詰まったこの「成長の壁対応表」で、一番重要なポイントはお気づきでしょうか。一番重要なのは、組織の段階に応じた経営者の権限委譲です。
今後、100億企業を目指す上で、経営のツボを理解しておいたほうが、10→30→50→100億へ順調に成長できます。
ぜひ、一緒に100億企業に必要な経営のツボを他の経営者と共に学ぶ勉強会へご参加ください。次回は、4月24日(水)10時~17時に船井総研・八重洲オフィスで開催いたします。
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