その経理、100億に行く前に会社を止める

2026.04.28

いつもお読みいただき、誠にありがとうございます。

船井総合研究所 補助金・ファイナンス支援部 マネージング・ディレクター 石田 武裕です。

突然ですが経営者の皆様、

「売上は伸びているのに、なぜか経営のスピードが上がらない」

そんな感覚、ありませんか?

30億、50億、そして100億へ。

事業が拡大するほど、本来は「意思決定の精度とスピード」は上がるはずです。

しかし現実は__

  • ☑ 試算表が出るのは1ヶ月後。意思決定の根拠が常に“過去”にある
  • ☑ 経理は特定のベテランや身内に依存し、ブラックボックス化
  • ☑ 業務が属人化し、現場の負担が限界に近い

これらのもどかしさは、「経理の体制・仕組み」そのものに原因があります。

どれだけ人を増やしても、経理が詰まれば、組織は前に進みません。

断言します__

「経理のスピード」は、そのまま「経営のスピード」になります!

だから今、必要なのは小手先の改善ではなく、

「100億企業でも耐えうる、経理体制」へのアップデートです。

アナログ経理を脱却し、100億企業でも耐えうる、経理体制を構築する3ステップ

では、その“壁”をどう越えるのか。

1つのリアルな事例から、最少人数で100億企業にも耐えうる経理体制を実現した 具体的な手法を大公開いたします。

年商約45億。

鍼灸針の製造販売で国内トップシェアを持ち、

世界約30ヵ国に展開するセイリン株式会社です。

■ 現場を苦しめていた「属人化」と「ブラックボックス化」

順調に成長していた同社も、あるタイミングで気づきます。

「このままでは、組織がスピードに耐えられない」と。

経理はアナログかつ複雑な処理によって業務負担が増大、

経営者が「今の数字」を知りたくても、数字が出てくるのは常に遅れがちでした。

ここで多くの会社は「人を増やす」という選択をします。

しかし、この状況を打破し、成長の壁を越えた核心は、

「自社内での業務プロセスの整理と抜本的な改善」にあります。

<< 経理体制を再構築するための「3つのステップ」 >>

1.「経理への丸投げ」を解きほぐす、全部署の徹底ヒアリングと可視化

まず、 各部署から経理へ丸投げされていた複雑なデータを一覧化し、

経理部門だけでなく全部署へ徹底した業務プロセスのヒアリングを実施。

部門間の「手入力の二重作業」や「確認待ちの滞留」など、隠れていたムダを徹底的に洗いだしました。

2.「長年の慣習」を打破する、業務の仕分けと「誰でも回せる」標準化

次に、「昔からこうしている」を疑い、担当者の”頭の中”にあった暗黙のルールを排除。「誰でも正確に回せる」標準化されたプロセスへと再設計し、属人化のリスクを根本から断ち切りました。

3.システム導入の失敗を防ぐ、現場に即した業務プロセスの抜本的改善

最後に、現場にフィットする形で業務をスリム化。

将来のシステム移行にも耐えうる強固な土台を作り上げました。

この結果__

人を増やすことなく、担当者の実労働時間は月30時間以上も短縮することに成功しました。

これは、単なるコストカットではありません。

100億を目指すために必要な財務の土台を、先に引き上げることを意味します。

当社では、企業の成長ステージに応じた具体的なロードマップをはじめ

100億を目指す・実現した企業様が実際に取り組んだ財務戦略の事例を研究しています。

気になる方は、お気軽にお問い合わせください。

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